【マンガ】読むと「この作品に出会えて良かった」と思える漫画〜マジメ編〜
読むと「この作品に出会えて良かった」と思える漫画をご紹介。
全2回、マジメ編とギャグ編です。
今回はマジメ編。
33歳独身彼氏ナシの主人公・倫子は、同じ境遇の友人と女子会の日々。
仕事と恋愛で充実しつつもどこか寂しい独身アラサーの心理をこれでもかと描写する。
正直、20代後半~30代前半の独身男女は読んでいて心を抉られる。痛い。
ただ、身につまされる痛みには、きちんと向き合わないといけない。
人生のタイムリミットを意識させてくれる作品。
かくかくしかじか
故郷の宮崎県を舞台に、美大合格を目指し師匠に弟子入りした高3の日々を描く。
友人に「だまされたと思って」と1巻を読ませると、必ず最終巻(5巻)まで読む、
隠れた名作。
読むと美大受験の凄まじさ、美大生の生態について知ったかぶりができるようにもなる。
かくかくしかじか 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)
PL学園野球部で甲子園出場を果たした作者による、“DL学園”野球部の物語。
中学全国優勝の捕手の主人公・狩野は憧れのDL学園に入学し甲子園優勝を目指す。
リアリティのある寮生活、濃いキャラクター、試合中の鋭い心理描写は
まさに新感覚。
読むと、本気で甲子園を目指す野球部の高校生活がどのような質なのか
その一端を垣間見ることができる。
H2
「このまま野球を続けると肩を壊す」と診断された中学全国優勝投手の国見比呂は、
同じく腰を壊すと診断された捕手の野田と共に野球を諦め、野球部のない千川高校に進学する。
国見はサッカー、野田は水泳に打ち込もうとするが、やはり野球への思いを捨てきれない。
そんな中、二人を検査した医師は無免許のヤブ医者だったことが分かる。(逮捕される)
健康そのものだった二人は、他校への編入ではなく、千川高校に野球部を新設し甲子園を目指していく。
ジャズに魅せられた主人公・大は、
世界一のサックスプレイヤーを目指し、高校バスケをしながら
1日も休まずテナーサックスを吹き続ける。
仙台で師匠と出会い、上京して仲間と出会い、世界に打って出る。
読むと、ジャズが誌面から聞こえてくる。
これに関しては、もう読んでくれとしか言えない。
勧めた友人は皆「凄い漫画だ」と言う。
「毎日を全力で生きよう」と思わせてくれる、美しい作品。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ちなみに私は上記の漫画は全て持っており、定期的に読み返しています。
読んでくれた方の豊かな人生の一助になれば幸いです。